鈍くさいけど何とかしたいどんちゃんのブログ

日本のIT業界とITを利用できない企業を憂う。うまく立ち回れば良いのでしょうけど、駄目なものは駄目。それを何とかしたいと思いつつ、いろいろ書いている徒然雑記帳

事例集めて満足か

良く他社事例がと言う日本大企業が多いが、それが決定に役立った試しがない。何故ならは゛他社事例から判断するまでの方法論がないあるいはなんとなく判断(定性的もしかしたら勘(笑))しかしない。それで、案件(事案)規模が小さければ傷も小さい(会社にとっては致命的かも知れない)が、規模が大きいとそれを隠そうとする(が、傷がでかいので隠せないか、隠したおかげで会社がなくなるけど、東芝みたいに)。

事例集めて成功するのは、事例を事実として捕まえて自分達の判断ロジックにインプットして、合理的判断できるかどうかだ。時々、「合理的判断をしたから大丈夫だ!!」と豪語する日本大企業情報システム部の偉いさんがいるけど、大抵は世間相場の言い訳とコスト、要は感覚的に高いか安いかで判断しているだけで、何の合理性もない。

成功するには、自分たちで判断ロジックを編み出さないといけないのだ。これは、会社によって千差万別なので、苦労するし他社のロジックは参考程度でしかない(同じだったら、参考した会社に吸収されて良いほど企業として特質がない)。
失敗するには共通点がある。うまくいかない事業、会社には共通点がある。

 

リーダーが「アウトサイドイン」な思考であるということ。

良いことも悪いことも外生的な要因と考える人と、内生的な要因と考える人といると思うんですが、リーダーが前者であった場合には事業がうまくいかなくなる。環境のせいにしてしまうと、その後のアクションが何も生まれない。生まれてこないのが現実なんだが、現状に満足して。余計な時間ができると、おもちゃを買うから始末に悪い(要は、会社の金で趣味に走ると言うこと)。 

アウトサイドインの考え方をしている人というのは、まず外部でうまくいっている他社事例を調べて、良さそうな要素をつまみ食いして、「はい、これがうちの判断結果」と言う。インサイドアウトの考え方は、まず自分として「こういうものがいいんじゃないか」というのがあり、その上で外部環境や他社事例を見に行く。

今、企業の情報システム部は、この「アウトサイドイン」な思考で逃げている。事例厚めに奔走している方々、その行為は壮大な無駄とお伝えしたい。事例は、売る側のセールスフレーズなのだから。こう言った判断になると、同じ事を何回も説明させるマネジメントがいるが、それはマネジメントとして責務を果たせないことを証明しているだけ。しかし、日本大企業情報システム部にはメンバーも含めて大勢いる。組織として持っているのは、優秀な派遣社員のおかげだと猛省すべし。