鈍くさいどんちゃんの気になったこと

気になった事を、私なりの分析でつぶやいていこうかなと。

相変わらず

日本最高学府の東大病院での話。

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「新システムは担当医が外来患者の電子カルテを開く際、患者ごとに医療保険の種別をプルダウンメニューで選ぶ必要がある。大江教授によると、新システムは保険情報を取り扱うコンセプトが変わり、「(医師など)利用者が患者のカルテを開く場面で一度は保険を正しく手動で選択する必要がある」という。従来は血液検査などを指示する際に選択した保険の種別が保存されて自動使用できたとする。」

医療業務プロセスを知っている人の所業とは思えない。この教授も、無責任。
受付時にカルテ作成をするでしょう。その時、カルテには保険種別は登録済み。保険外医療は、保険で選ぶのではなく保険適用がそれ以外と言う医療行為に基づいて判別するもの。

「 だが関係者によると「担当医は通常、患者の保険種別は把握していない」。」
そりゃそうだろう。医者が、いちいち保険種別を気になんかしていない。医者の仕事は、治療であってカルテは医療行為を記録するもの。医者が医療費計算とかするのを見たことある?

システムを(相変わらす)入れるだけのベンダーと、自分たちが日頃どのようなビジネスプロセスで仕事しているのかハッキリ解ってないユーザー。この2つが掛け合わさると、手段を目的に変えてしまうので悲劇があとを経たない。

昔、お付き合いしたことがあるけど、まあ出来もしないのに馬鹿営業が値下げしてプロジェクトを受注(こちらは、業務半分を持っていかれた)したけど、最終的に支払った費用は、我々が最初に見積りした金額と同じになったことは笑い話ですが。

今も、相変わらず。日本大企業は、繰り返しこの手の失敗をやるけど、原因は変わっていないことに気がついているのだろうか。